バリ取り・スケール除去加工
当社では、金属および樹脂部品の製造過程において、切断、切削加工、プレス加工などによって発生するバリや微細バリ、切削くずを高精度に除去する技術を提供しています。最新の研磨技術と専用装置を駆使し、あらゆるサイズや形状の部品に対して均一な研磨を行います。特に小さな部品や複雑な形状を持つ製品に対しても、高度な研磨を施すことができるため、精密部品の仕上げに最適です。
当社のバリ取り・スケール除去技術は、以下の特徴を持っています。
バリ取り
- 高精度研磨:豊富な経験値や高性能な測定機器を駆使して、高精度なバリ取りを実現しています。これにより、製品の表面品質が飛躍的に向上し、信頼性の高い仕上がりを保証します。
- 均一性の確保:さまざまな形状やサイズの部品に(ある程度の制限はあります)均一な研磨を行うことができます。特に複雑な形状や微細な部分にも均一な仕上げを施すことができるため、精密部品の品質を確保します。
- 効率性と大量生産対応:当社の研磨プロセスは高い効率性を誇り、大量生産に対応可能です。大量の部品を短時間で高品質に仕上げることができるため、生産コストの削減にも寄与します。
- 環境に配慮したプロセス:当社は環境負荷の低減を重視しており、環境に優しい研磨プロセスを採用しています。研磨に使用する材料や方法においても、環境保護を考慮した選択を行っています。
小さく狭い箇所に発生した微細バリを除去します。
※バリ高さ0.02㎜程度
バリ取り
加工前
加工後
※材質 鋳鉄
スケール除去
スケール除去について
当社のスケール除去技術は、以下のようなスケールを効果的に除去します:
- 熱処理スケール:高温処理された金属表面に形成される酸化スケールを、効率的かつ確実に除去します。これにより、金属表面の清浄度を高め、後工程でのトラブルを防止します。
- レーザーカットや溶接による焦げや変色:レーザーカットや溶接加工時に発生する焦げ跡や変色を除去し、製品の見た目や性能を向上させます。特に、精密部品や外観が重要な製品に対して効果的です。
- 冷間鍛造時のボンデ被膜:冷間鍛造時に発生するボンデ被膜を除去し、製品の表面品質を改善します。これにより、後工程での加工精度を向上させ、最終製品の品質を確保します。
スケール除去(熱処理皮膜除去・ボンデ被膜除去)
※材質 鋳鉄
左:加工前、右:加工後(光沢仕上げ)
左:加工前、右:加工後(光沢仕上げ)
特徴
熱処理時に出来る黒い皮膜(スケール)をバレル研磨で除去します。